青汁の原料別の特徴~明日葉~

青汁といえば『ケール』、そして『大麦若葉』が有名ですが、最近注目されているのが『明日葉(あしたば)』です。明日葉が注目されている理由は、ズバリその栄養価の高さ。明日葉の栄養価の高さは、「緑黄色野菜の王様」と呼ばれているケール以上といわれていますから、健康増進のために優れた効果が期待できそうですよね。

でも、明日葉とは一体どんな植物なのでしょうか?そして、明日葉にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?ここでは、明日葉にまつわるそんな疑問にお答えしていきたいと思います。

【明日葉とは?】

明日葉は、セリ科シシウド属の植物です。日本原産の植物で、房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の比較的暖かい太平洋岸に自生しています。明日葉の名前は、「今日、葉を摘んでも明日には芽が出る」という強い生命力からつけられています。

別名で、『八丈草(はちじょうそう)』とか『明日草(あしたぐさ)』、『明日穂(あしたぼ)』などと呼ばれています。

明日葉は、高さが1mほどまで育つ植物です。葉と茎は、食用として古くから天ぷらや炒め物などに利用されてきました。味には独特の苦みとクセがあるのが特徴です。

【明日葉に含まれる栄養素】

明日葉にはたくさんの栄養素が含まれています。ここでは、明日葉に含まれる代表的な栄養素をご紹介します。

◆ビタミン

明日葉には、ビタミンCやビタミンB群をはじめとしたビタミンが含まれています。美白効果が高いことで知られているビタミンCですが、活性酸素を除去する抗酸化作用もあります。ですから、老化防止やガンの予防にも効果が期待できます。また、明日葉は特にビタミンB2の含有量が多いことで知られています。ビタミンB2には、脂質を代謝して肥満を予防するだけでなく、細胞の再生を促進することから、肌荒れを予防し、健康な肌、髪の毛、爪をつくり出す働きがあります。さらに、明日葉には、貧血に強い効果がある「造血ビタミン」として知られるビタミンB12が含まれています。このビタミンは、地上の植物に含まれているのは明日葉だけといわれている希少成分です。

◆食物繊維

明日葉には、食物繊維が豊富に含まれています。ですから、便のボリュームを増やすだけでなく、腸内環境を整える効果がありますので、便秘解消に効果的です。

◆カリウム

明日葉に含まれているカリウムには、ナトリウムの排出を促して、血圧を下げる効果があります。高血圧症で悩んでいる人は、積極的に摂りたい栄養素です。

◆カルコン

明日葉の茎には、カルコンというポリフェノールが含まれています。カルコンは、明日葉以外の野菜にはほとんど含まれていない栄養素なので、とても希少なものです。近年では、明日葉に含まれているカルコンについての研究が進んでおり、カルコンには優れた効果があることが分かっています。例を挙げますと、抗酸化作用や抗菌作用、そして、胃酸の分泌を抑えたり、血糖値を下げたりする効果があることが分かっています。また、内臓脂肪の減少に役立つことが分かっており、メタボリックシンドロームの解消にも効果的といわれています。

【青汁としての明日葉】

明日葉には、ケールにも負けないほど栄養が豊富に含まれていますが、明日葉の青汁の味については、人によっては好みが分かれると思います。というのは、明日葉には特有の苦みやクセがあるからです。

ですから、青汁初心者の人の場合は、いきなり明日葉の青汁から始めるのは難しいかもしれません。飲みやすい大麦若葉などから始めて、徐々に明日葉を試してみるのがオススメです。

しかし、最近は飲みやすい明日葉の青汁も多数出てきているようですので、もし、明日葉の青汁を試したいという人は、口コミを比較して「飲みやすい」という口コミが多いメーカー・ブランドの明日葉青汁を試すといいかもしれません。