青汁に血圧を下げる効果があるというウワサはホント?

中高年になると悩まされる人が多いのが高血圧です。高血圧になると、血管や心臓に負担をかけ、動脈硬化や心臓病、脳卒中を引き起こすリスクが高まります。ですから、高血圧症と診断された人の中には、降圧剤などで血圧をコントロールしている人も少なくないのではないでしょうか?

健康促進効果があることで知られている青汁ですが、「血圧を下げる効果がある」というウワサも聞きますよね。もし、青汁を毎日飲むだけで血圧をコントロールできるのなら、ぜひ試してみたいという人はきっと多いはずです。

しかし、青汁にはホントに血圧を下げる効果があるのでしょうか?ここでは、青汁に血圧を下がる効果があるというウワサがホントなのか検証していきます。

【そもそも高血圧になってしまう原因とは?】

青汁に血圧を下げる効果があるのかどうかという点を検証する前に、そもそも高血圧になってしまう原因には何なのかお話したいと思います。

高血圧になってしまう原因としては、次のようなものが挙げられます。

◆肥満

◆ストレス

◆運動不足

◆喫煙

◆塩分の摂り過ぎ

中でも塩分の摂り過ぎは、高血圧の原因としてよく言われることですよね。

塩分を摂り過ぎると、水分がほしくなりますが、これは塩分を摂り過ぎることで、血液中のナトリウム(塩分に含まれる)の濃度が濃くなるために、それを薄めようとしてカラダが水を欲するようになっているためです。そして、水を飲むと、今度は血液の量が増えてしまうので、血圧が上昇してしまいます。ですから、高血圧になってしまうのです。

【青汁に含まれるカリウムが血圧コントロールのカギを握る!】

では、青汁に血圧を下げる効果があるというウワサがあるのは、どういう理由からなのでしょうか?

青汁に含まれている成分について考えてみると、青汁にはビタミンや食物繊維だけでなく、ミネラルも豊富に含まれています。青汁の原料が何かで含まれるミネラルの種類や量は変わってはきますが、ほとんどの青汁の中には、カルシウムやカリウム、マグネシウム、さらに鉄分や亜鉛といったミネラルが含まれています。

そして、青汁に含まれているミネラルの中で、血圧を下げる効果があるといわれているのが「カリウム」です。

カリウムには、細胞の状態を正常に保ったり、血圧を調整したりする作用があり、場合によっては高血圧の原因となるナトリウムを排出することもあります。こうした働きをするため、カリウムの摂取量を増やすことで、血圧を下げたり、脳卒中を予防したりすることができるということが分かってきています。

・1日に必要なカリウム摂取量は?

1日のカリウムの目標摂取量として勧められている量は3.5gです。カリウムはバナナなどの果実類、ホウレンソウなどの野菜類、さつま芋などのいも類、大豆や小豆などの豆類、魚類、肉類と幅広い食材に含まれています。それで、偏食せずに1日3回食事をしている人であれば、必要なカリウムを摂取することができます。

しかし、カリウムは調理方法によっては失われることがありますし、野菜が不足気味の人や、3度の食事がきちんと取れない人は、なかなか1日の目標摂取量を満たすことができません。

青汁なら、1日1~2杯飲むだけで不足しているカリウムを補うことができますので、食事などでうまくカリウムを摂れない人にとっては心強い味方となります。

【マグネシウムにも血圧を下げる作用がある!】

青汁の成分の中で、高血圧にいいとされているのはカリウムが有名ですが、実はマグネシウムにも血圧を下げる作用があることが分かっています。

まず、マグネシウムは、塩分を排出するカリウムの働きをサポートします。

また、カルシウムの働きを抑えることによって、血圧が高くならないようにする作用もあります。カルシウムが細胞の中に取り込まれると、筋肉の収縮が起き、その影響で血管の内腔が狭くなります。ですから、マグネシウムには、カルシウムによる血圧の上昇を抑える効果も期待できます。

青汁には、血圧を下げる効果があるカリウムやマグネシウムが含まれています。ですから、高血圧の予防・改善のサポートに青汁を飲みたいという人は、カリウムやマグネシウムの含有量が多い青汁を選ぶのがオススメです。