青汁には糖尿病への効果が期待できる?

糖尿病は、食べ物に含まれるブドウ糖を体内に取り込んでエネルギーに変換する「インスリン」の量が減少したり、働きが低下することで、血糖値が高くなってしまう病気です。血糖値が高い状態が続いてしまうと、動脈硬化、腎症、網膜症、さらには歯周病など、さまざまな合併症を引き起こします。

現在、およそ5人に1人が患者もしくは予備軍と言われているほど蔓延している糖尿病ですが、青汁を定期的に飲むことで糖尿病になるのを予防したり、なってしまった後でも血糖値をコントロールして症状が進むのを抑えたりするのに役立つと言われています。

ここでは、青汁のどんな成分が糖尿病の予防に効果があるのか、また血糖値をコントロールするのに役立つのか紹介していきます。

【そもそも糖尿病になってしまう原因とは?】

糖尿病になってしまう原因として、遺伝というものもありますが、多くの場合は以下のような要因によるものと考えられています。

◆肥満

◆食べ過ぎ

◆飲み過ぎ

◆運動不足

◆ストレス

上記の5つの原因を見てみると、糖尿病になるかならないかは、普段の食生活や生活習慣が大きく関係していることが分かります。特に、食生活が与える影響は大きいといえるでしょう。

5人に1人が糖尿病もしくは予備軍という現在の状況を考えると、日本は糖尿病になりやすい環境であると考えることもできます。しかし、食生活を気をつけることで糖尿病を予防することはできるので、糖尿病を発症するかどうかは本人の心構え次第によるところも大きいといえます。

【青汁に含まれる「DNJ」が糖尿病に効果を発揮】

一部の青汁にはDNJ(1-デオキシノジリマイシン)という成分が含まれていて、このDNJが糖尿病を予防したり、血糖値をコントロールする効果があることが分かっています。DNJには、食事から摂った糖分が小腸壁で吸収されるのを阻害する作用があるため、血糖値の急上昇を抑える効果があります。

DNJの効能は血糖値の上昇を抑えるだけではありません。DNJによって糖質の吸収が抑えられると、脳や筋肉は必要なエネルギーを得ることができなくなります。その場合、脳や筋肉は必要なエネルギーを体脂肪から確保しようとするため、代謝が促進され肥満が改善されていきます。DNJは肥満を解消することで、糖尿病の予防に効果を発揮しますし、血糖値の上昇を抑える働きもするため、すでに糖尿病になってしまった方にも効果的な成分ということになります。

【食物繊維にも糖尿病予防に効果がある】

多くの青汁に豊富に含まれている食物繊維には、血糖値の上昇を緩やかにする作用がありますので、糖尿病の予防に役立ちます。食物繊維を摂ると、血糖値が急激に上がるのが抑えられ、糖質の吸収も緩やかになるので、インスリンの分泌も少なく抑えることができます。すでに、インスリンの量が減少していたり、働きが低下したりしている場合でも、食物繊維がインスリンの働きをサポートしてくれます。また、食物繊維が豊富に含まれている青汁は、食事の前に飲むことで満腹中枢が刺激されますので、食べ過ぎてしまうことを防いでくれます。

「肥満を防ぐ栄養素」と言われることもある食物繊維を摂り入れることは、糖尿病の予防にも繋がっていきます。

【野菜の目標摂取量を達成するために心強い味方】

糖尿病の原因となる肥満や食べ過ぎを防ぐために効果的なのが、野菜を十分に摂り入れることです。野菜の目標摂取量は、1日350gと言われていますが、この量をコンスタントに食べることができていれば、糖尿病になるという心配は軽減されます。

とはいえ、なかなか1日に350gの野菜をコンスタントに食べるのは簡単なことではありません。その点、野菜の成分がギュッと濃縮された青汁だと毎日の食事にプラスして飲むだけで、簡単に野菜不足を補うことができます。

特に、糖尿病の予備軍と言われている方や、すでに糖尿病になって血糖値をコントロールする必要がある方は、DNJや食物繊維が豊富に含まれている青汁を選ぶようにされてみてください。